銀魂

□お互いのキモチ(銀新)
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〈銀時side〉


「あっお通ちゃんだ!!」

たまたまついてたテレビに新八の好きなアイドルお通が写っていた。新八はそれを目ざとく見つけテレビの前に座りこんだ。

「おーい新八くーん。銀さん見たいドラマあんだけど…」
「しっ!!黙ってて下さいッ」

新八はテレビのお通に夢中で俺の方なんか全然見向きもせずいった。

「ドラマっていってもどーせ再放送ですよね?」
「………」

まぁそういっちゃそーなんだけど…俺の新八として他のヤツなんか見てほしくないってゆーか…だから意地悪いいたくなった。

「お通チャンの何処がいいんだか…そこら辺の女とかわんないじゃん…それに特別歌が上手いわけじゃねェじゃん」

一瞬新八の肩がピクリと動いた。そしてゆっきりと振り返り俺の顔を見てきた。

「銀さんにとって普通でも僕にとっては特別なんですッ」

今度は俺の肩がピクリと動いた。特別だと?この俺を差し置いてあんなやつが新八の特別?

「ふん…あんなやつの何処がいーんだか」

と新八に聞こえるようにつぶやいた。

「ぎっ銀さん!!!いくら銀さんでもお通ちゃんの悪口は許しませんよッ」

と顔を赤くして怒りだした。つい俺もムキになって
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