Novel

□みすてりぃぱにっく2
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「私にはやりたい事があるの」




彼女は自分にそういった。




「でも、私じゃ出来なそう」




彼女は淋しげに、笑っていた。




その儚い姿は今も脳裏に焼き付いている。





「だから…私の夢、あなたに託していい?」




それは、彼女の亡くなる前日の事だった。




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