テニプリ

□勉強2
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『暴君ベ〜君。』

跡「喧嘩売ってんのか。」

『先日はどうも有難うございました。(ペコリ)』

跡「あぁ、別にかまわねぇよ。」

『お陰で好成績を出すことができました。』

跡「赤点取ってたよな?」

『今日はお礼にマッサージをしたいと思って来ました。』

跡「無視か。そして何故マッサージをする。」

『べ〜ってテニス部でしょ?身体は大切にしなきゃ。』

跡「別にかまわねぇよ。だが、上手くやれよ?」

『ふっ…マッサージは私の得意分野だから、安心してよろしくてよ!』

跡「そんなキャラじゃねぇだろ。」

なんだそのお嬢様キャラは。



『………どう?』

跡「なかなか上手いじゃねぇか、ア〜ン?」

『でしょ?じゃあ次は健康骨のまわり押すよ〜。』

跡「……涼、それは肩甲骨だ。」

『うそ!?押すと健康になるから健康骨なのかと思った!』

跡「馬鹿だろ。」







『…終わり〜!手が痛い 汗』

跡「涼、ありがとよ。」

『まぁ私にかかればざっとこんなもんかな!』

跡「また頼むぜ。」

『うわぁ、暴君がお願いなんて…レアじゃん。』

跡「本気で感動してる所が腹立つな。」

『本心だから。あ、先生に呼ばれてるんだった!じゃね跡部。』



ガララピシャン




跡「…ったく忙しい奴だぜ。」



もしかしたら…俺様は涼に惚れてるのかもしれねぇな。


涼ともっと一緒にいたいと思うなんて…












ガラッ



『さっきのお代はツケでいいから。』

跡「やはり勘違いだったらしい。」



おわり
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