小説

□ウチら運命共同体!?
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   プロローグ
      〜事故〜

ある日私はいつもの通り学校へ行こうとしたo
でも、私はいつも通り学校へ行くコトはできなかったoそして、もういつも通りは私にはないのだろうo

私は交通事故にあったo
連続ひき逃げ犯で私で6件目だそうだo
そのときはまだ私は生きていたo
だが、もう長くはないらしいo
手術しても間に合わないとのことだったo

私が最後に見たのは彼氏の雅斗の顔だったo
私は嬉しかったoだが、雅斗は泣いていたo
私がもうすぐ死んでしまうから‥‥‥だろうか?
私は泣いている雅斗に言ったo
「雅斗、私が死んでも1人でちゃんと生きてo」
雅斗は首を縦には振ってくれないo
「お願い‥‥‥o私の分まで幸せになって欲しいからo私を悲しませないでo」
雅斗はわかるかわからないくらいの感じで首を縦に振ったo
そして私は眠りについたo

この世の永遠のねむりに‥‥‥

だが私は目が覚めたo
マンガなどで見る異次元のような、とにかく自分が住んでいた地球にはありえないと言うことだけは確かだったo

『起きましたか、笠井 紗依o』
誰もいないのにどこからか声が聞こえたo
どこから言われているのかわからないまるで頭の中に話しかけられているようなそんな感じだったo
「貴方だれなの!?ここは何処?そ、それにどうして私生きてるの‥‥‥?」
私は、今私が疑問に思ったことをどこにいるかわからない声の主に聞いてみたo
『私には名などありませんoしいて言うなら案内人ですoそしてここは貴方が住んでいるところと、あの世の狭間o貴方は生きてなどいません4日前に交通事故で亡くなっていますo』
「あんた、案内人のくせにわかりにくい説明ねoまぁ、一回死んだってコトはわかったわoでも、なんで死んだのに此処にこうしてまだ生きているみたいに動いたり、話したりできるの?」
そう、私が一番聞きたかったことo
何故死んだのに、生きてるときと私の外見もなにも変わっていない、まだ生きているかのような感覚があることだったo
『一つだけ簡単に説明しましょうo貴方にはやって欲しいことがあるからなのですoその他のコトはまた後でo貴方に会わせたい人がいますo』
「何それ!?勝手に話終わらせないでよ!それに会わせたい人って‥‥‥o」
私はいきなり私の目の前に現れた人にびっくりしたo
別にいきなり現れたコトに驚いた訳ではないoその人物に驚いたのだo
「な、なんで?」
「相変わらず元気してんじゃんo」
その人物は笑ってそういった‥‥‥o
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