リヴァイヴ夢/学ぱろ
僕の/私の青い春
最近数学の前は憂鬱だ
何故かって?
「宿題見せてください」
ほら、今日も来たよ
リヴァイヴが
「あのさリヴァイヴ
毎日毎日人の宿題を
って何もう写してんの!?」
人が注意してるというのに既に机をあさりノートを取り出していたリヴァイヴ
何なのさこの手クセの悪さは
「いいじゃないですか
別にリジェネみたいに変な本があるわけでもないし」
「当たり前
私の机は神聖なの」
リジェネが「僕にとってはこっちの方が神聖だけどね」とか言っている
エロ本と教科書の比率8:2のくせに
「はい、ありがとうございました」
爽やかにノートを返された
野郎、私が考え事をしてる間にきっちり写してやがった
「ホント、たまにはやってきてよね」
溜め息まじりに言うとリヴァイヴは複雑そうな顔をする
「勉強はできるのにこういう事には疎いんですね」
とか言われた
何かよくわかんないけどリジェネが「勉強になるから読む?」といかがわしい本を渡されたのでとりあえず先生に突き出しておいた
「宿題見せて」だなんて
ただの口実ですけどね
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