オリジナル小説

□黒兎学園のアリス
3ページ/10ページ

………ガラッ。
恐る恐る教室のドアを開けるが、俺の方を見た奴は少なかった。
……というか、教室の中には既に人だかりが出来ていて俺が入ってきた事に気付いてない奴がほとんどだった。

その人だかりの中心には………アリス!?…の、コスプレをしてる女がいた。つぅか制服はどうした?
しかも奇抜な格好のくせにもう皆と馴染んでやがる…なんて奴だ。

その隣には…うさ耳をつけた(…というか生えてる?)男…。あいつって…まさか雪村兎とかいう奴か?
同じクラスかよ…。
…ふと思ったが…この学校校則ねぇのか?コスプレにうさ耳を許すって……あ、あいつらが破ってんのか。

…とかごちゃごちゃ考えていると…、

…なんとコスプレ女と雪村(多分)が俺に話しかけてきた!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ