捧げ物

□繋いだ手と手
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『すみません。沖田さん』



暫くして戻って来た新八に、沖田は不思議そうな顔をした



「新八ィ?どうしたんでィ?」

『沖田さんが離れたくないとか言うからですよ!僕は我慢してたのに…』



真っ赤な顔をした新八が呟くように言った




「じゃあ、お散歩デートしやしょうか?」



そう言って沖田は新八の目の前に右手を差し出した



『はい!』



可愛らしくふわりと微笑み、左手を差し出した新八に



沖田は少し赤くなりながらも、先程の様に手を繋いだ



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