Sweet-hony
□光は暗闇と共に《完結》
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俺は橘伶(タチバナ レイ)。
高校二年だ
朝起きるといつものように新聞を広げるのが日課。
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怪盗シュガーレインまたもやブランド宝石を盗む
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という文字が書いてある。
「またか、父さんまた取り逃がしたな?」
そう言うと、父は頭をぽりぽりと掻いた…
ピンポーン
「おっ!彼女さんが迎えにきたんじゃないか?」
「やべぇ…もうこんな時間」
俺はパンを口に加えてドアを開ける…
『おはよ、伶!』
俺の前にはショートの可愛い彼女がいた…
上目づかいがなんとも言えない
『もぅ』
俺の加えていたパンの耳を彼女に少し食べられてしまった…
そして二人して学校に向かった