第一巻
□第五話 何気ない日常
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「けぇーい。いくよぉ」
「ほいほい。まってろ。今いくー」
「「おはよー」」
こなたの頭をなでる。ほんとにこいつ猫みたいだな…
いつものように手をつないで学校へ向かう。
「そういえばさ、お前に借りたゲームわからないところがあるんだけど…」
「あーあれね。あそこで引っかかるとはお主もまだまだだのぉ」
「お前には勝てないよ…(-_-;)
「んとね、そこは魔法で突っ込んだあと、ひるんだところへコンボ!そして………だから……ってかんじかな」
「なるほど、なるほど。サンキュ。ぉっちょうど電車来たぞ」
「結構混んでるねぇー」
「そだな。」
席を一つ見つけたので、こなたに座らせてあげる
「悪いねぇー」
「レディファーストだよ」
「最近は彼女の扱い方がわかってきたのかな?」
「ごれぐらいは常識だろ」
ーなんて言っていたら糟日部駅ー
「ぁ、かがみ達だー」
「おっす。こなたと慶」
「こなちゃんたち、おはよぉー。」
「よぉ。」
「それにしても、本当に仲いいのね…。」
「まぁねぇー。慶とならたとえ火の中水の中だよ。ね?」
「おぅ。どこまでも守るぞ」
「ほらねぇー」
「ちょっ…え、駅前で抱きつくな!見てるほうが恥ずかしい」
つかさは少し赤くなっている
「むふぅ…かがみ、実はうらやましいんじゃないのぉ?」
「う、うるさいわね。別にそんなんじゃないわよ」
「あわてるかがみん萌え」
「………学校行くわよ…」
「はいはい。慶、いこ♪」
そういってまた手をつなぐ
ー校門にてー
「あ゛。今日の朝校門に黒井先生がいる…。」
「なに?慶、付き合ってるのばれたくないのぉ?」
「だってあの先生に見つかったら面倒だぞ。だって…
もう手遅れだった。
「おー、泉…と高柳?おまえら付きあっとるん?へぇーほぉー(ニヤニヤ
「だから言わんこっちゃない」
「別にいいじゃん。減るもんじゃないんだしさ