第一巻

□第一話 転入
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俺の名前は高柳慶。高校2年の途中。親の反対を押し切り埼玉へでできた。なぜ高校2年の途中で学校を変えたかは後々説明しよう。
さて、ただ今の時刻は8時。聞くところ、家から学校まで30分。学校は30分から。普通だと急いでセーフといいたいが、俺は転校初日だ。位置がいまいちわからない…
「とりあえず学校付近の駅まで行くか。探すのはそこからだ」
そう思い、自分のアパートの部屋に鍵をかけ、階段をかけ降りて駅へ向かう。その時、
「いて!?」
「はうっ」
青い髪のチビと激突した。
「も〜痛いなぁ。急いでるんだからぁ。ちゃんと前みててよ…」
そのセリフそのまま返してやりろうか…
「…ったくギャルゲのイベントじゃないんだから…」
なにをつぶやいたのか聞き取れなかったがその子は走り去っていった。
「せめて謝っていけ…ってヤバイ。初日から遅刻?」
俺はボルトになりきって全力で走り出した
俺は遅刻だけはいやだったので、500円を余計に払い特急に飛び乗った。
「ふふん♪これで10分早くつけるな」
さてリッチな特急で駅へ到着した俺は地図と格闘していた
「ちくしょ〜。俺の担任になる黒井とかいう人の地図は理解不能だ(T_T)」
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