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□五年生のお正月
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久々知＋おせち
「豆腐が……無い…」
「不満ですか」
重箱を見つめたまま固まってしまった兵助。入ってるとでも本気で思ってたのか豆腐小僧。
「何で入ってないんだよ！！」
「おせちってのはね兵助、縁起が良いものを入れるからおせちっていうのであって…」
「黒豆入ってるのに！どうして豆腐…」
確か黒豆ってまめになれるって言う意味で入れるとおばちゃんが行ってたな。
おせちを摘まむ様子が無いので私だけでも食べようと箸を伸ばした。
「まだ話は終わってないぞ！」
「なによ、終わったでしょ」
「豆腐が何で入れられないかについて話し合う！」
誰か高野豆腐を持ってきて
その後、お雑煮に豆腐をぶっこんだ代物を与えた。