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□委員会
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保健委員(南沢)

「今日先生いないんだとよ」
「どうしよう南沢の天下だ」


今、私は身の危険を感じている。
南沢が私の肩に腕を回しているところを見ると蹴り飛ばしたくなったので足を上げると南沢は楽しそうに私から離れていく。
こいつ保健の先生がいないのをいいことに予備の白衣を着て椅子に座ってふんぞり返ってやがる。
うわぁむかつく。絶対こいつに看病されたくない。

「なんで呼び出されたわけ」
「プリント置いてるからって」
「全クラスに配れよ」

いい加減な保健の先生もいたものだ。
たかがプリントを配るだけで保健委員を呼び出すのか。
保健委員なんて一番楽だと思ったのに。しかも南沢と一緒とか気疲れが半端じゃない。

現にこの男は鼻歌を歌いながら椅子でくるくる回ってる。何が楽しいんだか。
いつもこんだけ子供っぽかったら言うことないんだけど……。
いや、エロ沢の時点で言うことはいっぱいあるな。

「俺白衣似合うだろ」
「お前にだけは看病されたくない」
「診察してやろうか?」
「聞け」

南沢はさらっと前髪を掻き上げる。ドヤ顔はいらない。

「ドヤ顔で近付いてくるな」
「いいだろ?」
「よくないうわぁ抱きしめんな近寄んな」
「好きだ」
「私は好きじゃない」
「つれねぇな」
「いい加減にしろよ」
「…………」
「……何」
「なんつって」

ばさっ

南沢は堂々と私のスカートの裾を掴み思い切り腕を振り上げた。
はぁつまりスカートめくりですか。

……じゃなくて

「ちっ」
「舌打ちするんじゃありません」
「なんでジャージはいてんだよ」
「え、いけないの?」
「いけません」

南沢に先生に怒られたようにキツめに注意され、抱っこされた。
うわぁああぁ何してんのこいつ頭おかしいんじゃないの。

混乱してると白いベッドの上に放り投げられた。
まさか この 展開 は

目の前の南沢は私の身体を舐めまわすように見ながら口角を少し上げた。

「ちょいちょいちょい南沢篤志」
「俺が添い寝してやるよ」
「結構で」
「それとも寝れないようにしてやろうか」
「もうやだこの人」






こいつとの委員は何やっても危ない。





(なんで保健委員にしたの)
(お前と一緒にいれるから)
(死ねば)
(照れてんのか)
(しねば)













短めにしてみた。最近小説上手く書けないなう。頑張ります。
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