01/13の日記

02:20
天は赤い河のほとり
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貴女はご存知でしょうか。
もう20年くらいたつのかな……(恐ろしい)
「天は赤い河のほとり」という少女漫画。
絵柄は確かに古いんだけど、すごい綺麗にお話がまとまっていて、かつ、歴史も恋愛も楽しめる素敵な漫画です。
舞台は古代オリエント、世界史的にピンとくるところでは、初めて製鉄を行ったといわれるヒッタイトという国のお話。周りの国の同時代のメジャーな話でいうと、まさに古代エジプトのツタンカーメンあたりのお話です。
似たような時代のもので有名どころの漫画というと「王家の紋章」とか「ファラオの墓」ですかね……。知っている方々はホクホクするお話だと思いますが、知らない方は分からないですよね。
かく言う私も「王家の紋章」はちらっとしか知らないんですが、名作と名高いトリップものです。(キャロルとかイズミル王子とか、聞いたことないですかね?!)
「天は赤い河のほとり」はよく「王家の紋章」と引き合いに出されますが、王家の紋章の話をぎゅっとキレイにまとめた雰囲気がします。当然作者さんが違うので、毛色は違います。(「ファラオの墓」はお耽美で美しくて大好き〜!)



さて、時が経ち、なんか、ふと思い出してしまったんです、「赤い河」(巷では天河って略す?みたいだけど、なんかイカガワシイものも彷彿とさせるので、こっちで呼びます。ワカる人だけワカレばよろしい)素敵な話だったなぁ、と。

そう思ったらさ、今の時代、本家の供給が絶たれているのなら、二次創作を探すじゃん?
するとさ、ぜんっぜん、無いんだよ!!!


唖然。マジでない。
いや、少しはあるよ。
主人公のヒロインとヒーローのCPをメインとした二次創作が。
(あと、主人公の周りの重臣たちのCP長編は発見しました。素敵。満たされました……!)

でもね!
ご存知の方はお分かりでしょう?!
ヒーローもいいけど、ライバルの男がカッコいいんだよ!!


彼の名は、ラムセス。
古代エジプト第19王朝を開く古のファラオとなる人物です。
もう、この紹介文だけでカッコいいじゃん!!
読んでいた方は、皆(主語がでかい)思ったはず。なんで主人公はラムセスに落ちないの?!と。

そこでさ、夢女としての性が出てきちゃうのね。
主人公が惹かれないなら、ラムセスの妻となりファラオの妃には私がなってやろう、と!

てかね、ラムセスの二次創作、夢小説もちゃんとありました。心を込めて作られたのを拝見しております。
でも、未完だったりね!!!
つ、続きはどうしたぁぁ!!!ってなるよね。

あと、更に思うところとしては、皆、原作に忠実で(大切。)ちゃんとラムセスが主人公を好きだったりね。
チャラチャラしてて(原作がチャラ男気質っぽいからしょうがないんだけど)、いきなり体の関係からはじまったりね。
いいんだよ?奴の褐色のボディは魅惑的だから、そりゃあヤりたいってめっちゃ想像するもん!

でも!でも!
貴女はユーリ(「赤い河」の主人公)に心を残したままのラムセスで良いのか?!
そこかしこで女とヤりまくる男で良いのか?!
熱く有能な男に、一途に想われたいんじゃないのか!!!!


と、いうことから、自作に至ったわけです。

もう完結した作品で、アニメ化はしておらず(宝塚化はしている)、かつ少女漫画に手を出すのは初めてで、今までのメジャーな作品と違い、同士を探すだけでも一苦労だろうなと思っています。
愛情、情熱を書く方向に持っていってしまうのは私の特殊性ですが、要は「赤い河、面白かったよね〜」とか「ラムセス、超カッコいいよね!!」とどなたかとお話したいだけです。多分。
ネットの世界のどこかの乙女と共有できるまで、とりあえず頑張る。
頑張れるのか?!
いつもよりずっと険しい道を歩むことになりそうですが、厳しい孤独に耐えながら、ファラオの妃におれはなる!!

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