01/21の日記

14:20
口伝
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※またも、読む人を選ぶような話をしています。悪口とかじゃないけど、察してください。駄目そうだったら、読んじゃダメだよ!




こどもの頃の 雪の朝
白くつもった 庭に出て……

これ、ある歌の歌詞なんですが、これだけで分かる方ってどれくらいいるんでしょうか。

まぁ、この歌については少し置いておきまして、唐突なんですが、「口伝」ていいよね。
歌詞やメロディを習ったわけではない。
けど、ずっと聞いていたから覚えている……なんかロマンがある。

このサイトの長編でもちょっと触れてるけど、各言う私も、すんごい古くさ〜い子守唄を子供に伝えました。
最近、なんだか下の娘の寝付きが悪いので、「ねぇ〜んねぇん、おこぉろぉり〜」と、私のお守りをしてくれたお婆ちゃんから伝え聞いた歌を遊び半分に歌ってたら、息子が覚えて、一緒に歌ってあやしてくれました。
ちょっと感動。

皆様の子守唄ってどんなんですかね。
地域差とかありそうで、面白そうです。
うちは「ねぇ〜んねぇん、おこぉろぉり〜、おこぉろぉりぃよぉぉぉ」です。


口伝ていうと、他に思い浮かぶのは、やっぱりラピュタです。
「リーテ ラトバリタ ウルス
アリアロス メロス セリヌンティウス…」

我を助けよ、光よ指し示せ……ということで、口伝の悲しいところは、伝言ゲームに失敗して、本来のものとはちょっと変わって伝わっちゃう可能性があるところです。
ラピュタの呪文は、シータの孫あたりでメロス化すると私は踏んでいます。
実際、本当の呪文がどうだったか、思い出せないもん。
まぁ、検索すれば出てくるんだけど。

あと素敵な口伝で思い出すのは、古い漫画ですが「ぼくの地球をまもって」の木蓮さん?
あの人たちも確か歌は口伝いで伝えるんじゃなかったっけ。
大分前に読んだ記憶で曖昧ですが、いいなぁ美しいなぁと思うわけです。


そして、始めに戻ります。
私は、父が歌っていてめっちゃ覚えている歌があって、それが冒頭の歌詞のやつです。
聞いて覚えただけだから、その歌がどのくらい有名で、どの程度世の中を騒がせたのかは知らないですが、ある意味、後世に残ってよい歌だと思っています。

この前ふと思い出して、うろ覚えだったんで、歌詞検索しちゃった。
そしたら、冒頭のように美しい詞が並んでいるわけよ。
因みに、曲は哀愁を帯びて一度聞いたら忘れない。
それもそのはず、小林亜星さん作曲だった!知らなかった!この〜木なんの木気になる木〜の人が作曲してただなんて!耳に残るはずです。

痛く感動した私は思わず口ずさんでしまったのだけど、そしたら、例に漏れず息子が食いついてきたんですよ。
歌の完成度が高いからですよね。
全然知らない方のために、歌詞の一部をちょっと載っけておきます。



こどもの頃の 雪の朝
白くつもった 庭に出て
★★つまんで ☆☆☆☆で
雪に名前を 書いたっけ
オー ★★ オー ★★
あの★ポコよ どこ行った


★と☆には任意の単語が入るんですが、分かります?!凄くないですか?!
私は一番のこの歌詞しか知らなくて、調べたら二番以降も情景は美しく且つ凄かったので是非各々調べてほしい。
中でも三番?
三番にびびったので、以下ご紹介します。



夏の河原の 水遊び
ちっちゃくちぢんだ ★★を
つまんで伸ばして ひっぱって
大きくなれと 泣いたっけ
オー ★★ オー ★★
あの★ポコよ どこ行った


ガッツがあるよね!これを発表するあたり!
でもメロディは綺麗なんですよ。
ほんとすごい。時代に埋もれてほしくない。
ということで、我が家ではこんな歌の伝承に成功してしまった……
インパクト強いから、息子もきっと後世に語り継ぐだろう。。。

歌を当然知っていたよという方、すみません。一緒に懐かしんでいただければと思います。
あまりの下品さに気付きびっくりされた方、すみませんでした。

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