頂き物&献上品(セカコイ)

□【頂き物】整理整頓
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「はい?(誰だよ、こんな時に!)」

掃除の真っ最中に邪魔された気分に不満になりながら、玄関のドアを少し開けた。

開けた先にいたのは、高野さんだった。

「高野さん!?」

「何してんだ?
隣から、音聞こえてくるんだけど。」

「え、聞こえてるんですか?」

「いや、適当に言った。
・・・図星か?」

「それだけですか?
俺、忙しいんですけど!」

「で?
お前は、何してるんだ?
エプロンにマスクまでして。」

「掃除ですよ、そ・う・じ!!
わかったなら、ほっといて下さい!」

律は、玄関のドアを閉めようとした。

高野は、閉めようとするドアを止めた。

「な・・・!?
離して下さい!」

「俺も、手伝ってやるよ。」

「へ?」

「いいから、上がるぞ。」

高野は、ドアを大きく開け律の部屋へと勝手に入って行った。
 
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