短編(アイシ・ヒルセナ)

□Jealousy Intersection
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今、番場を笑ったの誰だ。降りてこい。

太陽スフィンクス対白秋ダイナソーズ。
白秋の破壊神・峨王力哉の圧倒的な力の前に太陽は破れた。
そして番場に対する口汚い嘲りを耳にした峨王は。

出てこねぇなら話は早ぇ。
このスタンドにいる奴、全員背中の骨へし折ってやりゃ済む話だ。

峨王はその牙を客席に向けた。
手すりをねじ曲げて怪物よろしく客席に進んでくる。

思わず腰が抜けた鈴音の前に、まもりがかばうように身を滑らせた。
そしてその前に。スタンガンを右手の指にいくつも挟んだヒル魔が立ちはだかる。
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