Glare2
□あの時の僕等は
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「ねぇ…。」
「うん。」
「「ずっと、一緒にいようね。」」
躊躇いがちに手を握り合う。
相手の温もりが確かに伝わってきて、トクトクと心臓が鼓動を刻むのがわかる。
彼女が、彼が愛しいと心臓が代わりに口には出さない想いを伝えようとしている様だった。
今はそれだけで十分だった。
終焉なんてものを、考えなかったから。
友達以上の恋人未満
今はそれで満足だった
不変の未来が先にあると思ってたから
END.
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