聖闘士星矢

□とりあえず
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海界・冥界・魔界・天界‥沢山の聖戦が起こった。

その度、アテナの聖闘士達はアテナと共に立ち上がり地上を守ってきた。


これは、聖戦が終わってからの平和な聖域の日常の女神と聖闘士の物語。


「ムウ様〜!シオン様〜!早く早く〜!お姉ちゃんが待ってますよ〜!!」

少年はそう叫ぶとゆっくりと歩いている大人二人を置いて十二宮の石段を登っていった。

「やれやれ、貴鬼は元気じゃの〜」
「貴方も身体年齢だけは若いでしょうが。早く行きますよ。貴鬼の言う通り女神がお待ちです」
「わかっておるわ!全く、いつの間にやら可愛くなくなる!」

羊師弟のほのぼの会話(?)も獅子宮を過ぎる頃には一時停止。
目指す処女宮までには無口に駆け足になった。
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