・BL SyoUSeTsu・

□両思い /1n
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「おい…」
「ん、なんじゃ、河内〜?」
「す………すっ………………」
「『す』?」
真っ赤になったまま固まる河内を、東は少し首を傾げ上目向かいに見上げる。
「どうしたんじゃあ?熱でもあんのかぁ?」
東がどれどれと手を河内の額へと伸ばす。
(あぁ…あかん……)
もう少しで触れるというところで、河内はその手を掴み、そのまま東を引き寄せた。
「ちょっ河内っどうしたんじゃあっ?」
自分の腕の中で硬直したまま顔を赤くする東の額に、河内はキスを落とした。
「お前が好きや。めっちゃ愛してる。嘘やないで?これが証拠や」
そう言って東の頭を自分の胸へ押しつける。
ドクドクと速く強い鼓動に、東は動かなくなった。
「どっどないしたんやっ!?」
「………きじゃ……」
かろうじて聞こえる程度のその言葉を、もう一度、今度はしっかり聞こうと河内は身を屈
めた。
「すまん、もっかい頼むわ…」
すると、東は河内と、涙の滲む瞳を合わせ、真っ赤な顔で言った。
「俺も好きじゃ…これが証拠じゃっ」
「かずま…」
ぎゅっと、自分に負けないくらい力強く抱きしめてくる東に、河内は笑みをこぼした。
「別れたりせえへんで?何故ならわいは一途な男やからな♪」
「………そんな河内が好きなんじゃ…///」

おわり☆


あとがき

なんか泣いている東君の肩を掴む河内さん、という構図に触発されまして、こういう構図に…(-ω-;)
でもそんな自分の妄想壁、嫌いじゃないです(オイ)むしろ愛してます(オイッ!)
ですがいくら妄想壁があっても発想や文才は豊かではないのでこれが限界です…;でも
ジャパンは好きです。(特にこのカップリング)なので書きます。性懲りもなくまた。

最後になりましたが読んで下さりありがとうございました☆

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