神様の企て

□貴方の隣へ
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「これからお世話になりますボンゴレ」





・・・こうなったのは数分前のことだ















































「えっ、水無月さんって俺たちの一つ上だったんですか?」



高校生くらいかと思ってたよ



「えぇ、一応これでも今は14です、
あっそれとボンゴレ」



「んっ?何?」


「その水無月さんと言うのは止めて下さい、俺のことは蓮と呼んでください」


「へっ?あっ、いいの?呼び捨てにしちゃって?」


思いがけない言葉だったから変な声になっちゃったよ




「勿論ですよ、俺は貴方に忠誠を誓った身です、なので俺に対してそんなに畏まってなくてもいいんですよ」




ニコリという効果音がつきそうなくらいの輝かしい微笑を俺に向けてくれた



「////わ、わかったよ・・・蓮/////」



「はい、ボンゴレ」


「じゃ、じゃあさ蓮は俺のことボンゴレって言わなくていいから、名前で呼んでもらいたいなぁ、なんて」




「よろしいのですか?俺がそんな恐れ多いことをしてしまっても?」


首を傾けて聞いてくる


「う、うん////その・・・ボンゴレだとなんか距離があるような感じだし、
それに俺はそんな上下関係無く接してもらいたいからさ・・・だから名前で呼んで?」





「・・・はい、わかりました・・・綱吉」



「///////!!?」


不意打ちで名前の呼び捨ては卑怯だ・・・///



「さぁ、行きましょうか綱吉、皆が待っていますよ」

蓮が手を俺に向けて差し出している




「・・・うん!!」


一瞬手を出そうか迷ったけど折角だからたまには甘えてみようかと思った

手を掴むと蓮は俺の手を握り返してきた


蓮の手は暖かくて、とてもじゃないが人を殺めてきた手とは思えなかった



「フフッ、行きましょうか」


その笑顔も・・・


「俺がついていますから大丈夫ですよ」


その言葉も・・・・



















俺にだけ向けてくれればいいと柄にも無く思ってしまった









けど・・・きっと蓮はそんな縛り付けられることは嫌うと思う




だったら俺が包み込んであげればいいのだろうか・・・






まぁ、今はゆっくりと考えて行きましょうか











幸せな時間を







君に捧げる為に・・・・・・







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