神様の企て

□あなたの笑顔
1ページ/4ページ







「初めまして・・・


ボンゴレ十代目」




そう言って笑っていた



「・・・初めまして、沢田綱吉です」


「俺は山本武だ、よろしくな〜」


みんな自己紹介したけど獄寺君は警戒心丸出しでしていなかった


「獄寺君!!」


「・・・テメー、どこのやつだ」


いきなり喧嘩腰かよ



「・・・俺は、フリーですので所属していませんよ」




「蓮は今からボンゴレの一員だぞ」



勝手に決めてるよこの赤ん坊は



「リボーンさん!俺はこんな野郎認めません!!」


そう言いながらダイナマイト構えるのやめて欲しいんだけど

果たす気満々じゃん



「別に君に認められなくてもいいよ、君・・・苦手かも」



水無月さんは獄寺君のことを見向きもせずに言い放った


それに獄寺君が耐えられるわけがなく


「〜のヤロウ!!」




ダイナマイトを放った




「二倍ボム!!」




「・・・君は本当に馬鹿だね」




そう言うと立ち上がり










スパッ!





何かの切れる音がした




ボトボトとダイナマイトが床に全て転がった




「こんな狭い部屋でダイナマイト・・・爆発すればあなたの大切な十代目に怪我がついてましたよ?」


少し考えればわかることを・・・


水無月さんは手にひとつのナイフを持っていた


まさかあれひとつで全部のダイナマイトを?


「獄寺わかっただろ、お前じゃこいつの相手になんかなれねー、むしろ遊ばれているぞ」



「さて、あなたの名前は?」



「・・・・・・獄寺・・・隼人だ」


「そうですか、では獄寺さんもう少し回りの状況を見てから行動したほうがいいですよ」


そしなければあなたは強くなれないかもしれない





「・・・チッ」



「獄寺お前 殺戮の王子 は知ってるよな?」



「?はい、有名なので知ってますよ

幼いときから殺しの世界で生きてきたという人ですよね?


それが一体・・・?」



「フッ、その 殺戮の王子 がここにいる
水無月 蓮だぞ」










.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ