銀魂小説
□ごめん言い過ぎた
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敷きっぱなしの甘ったるい香りがする布団
その上に菓子を抱えて寝ている万事屋の店主のある日の様子
…………ぼすっ
「ぐへぁッ!!」
腹部に何かが乗っているのに気付き目を覚ます
「ったく定春ゥゥゥ!!!オィ神楽っ!!ちょっと退かすの手伝えってぇ!!!」
寝ぼけながら指示を出していたのだが定春ではなかったようだ
しょぼしょぼした目を少しずつ光に慣らしてゆく
慣らして………
え?
かっかかっかかかか刀!!!!??
「よォ」
乗っかっていたのは土方だった それも刀を銀時の首に突き付けてオプションで何時もより眉間にシワが多い気がする
おどろき、怯えながらも珍しく土方が挨拶をしたので挨拶を返す
「よ……よォ」
「……ふん……あばよ」
刀をおもいっきり振り上げる
「ちょっとォォォォ!!!?」
ザシュッ
「………ちっ…外したか……」
身の危険を察してか部屋の隅にずさささっと腰を抜かしながらも斬撃をギリギリの所でかわした