過去clap
□5.水平線に恋をした
1ページ/1ページ
水平線に恋をした
「ルフィ…アンタ頭打ったの?」
「ありえねェ…ルフィがレディ
にあんなことを言うなんて…」
「槍でも降ってくるんじゃねェ
だろうな!?」
『てっ天然なのね、ルフィは。』
「……………」
「???」
しばらく固まった後ようやく
正常に動き出した頭をフルに
使って皆言葉を紡いだ。
若干2名よく分かっていない
者と、不機嫌な者がいたが…
「そういえば私たちの自己紹介
がまだだったわね。私はナミ。
航海士よ。好きなものはお金
とミカン。」
「俺はキャプテーンウソップ様
だ!俺の船での役割は「嘘吐
きだ」…そう!偉大なる海を
またに駆ける嘘吐きとは俺の
こと…ってオイィィイイ!!!」
『フフフッ…』
自己紹介に横槍を入れた
ルフィに激しい突込みをする
ウソップを見ているとゾロが
近づいてきた。
「ウソップの名前は嘘吐きの
<ウソ>からきてるんだぜ?」
『そうなの?凄い親なのね…』
「オイィィイイイそこ!!何デ
タラメ吹き込んでんだよ!!
お前も少しは疑えよ!!そし
て突っ込むところが違ェだろ
!!!どこに自分の子供にそ
んな由来の名前つける親がい
んだよ!!!」
ノンブレスで言い切り、息切
れするウソップに私は拍手を
送った。
『ウソップの役割はツッコミな
のね。』
「ちげェエエエエエ!!!」
つづく