過去clap

5.水平線に恋をした
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 水平線に恋をした







「ルフィ…アンタ頭打ったの?」


「ありえねェ…ルフィがレディ
 にあんなことを言うなんて…」


「槍でも降ってくるんじゃねェ
 だろうな!?」


『てっ天然なのね、ルフィは。』


「……………」


「???」








 しばらく固まった後ようやく
 正常に動き出した頭をフルに
 使って皆言葉を紡いだ。


 若干2名よく分かっていない
 者と、不機嫌な者がいたが…








「そういえば私たちの自己紹介
 がまだだったわね。私はナミ。
 航海士よ。好きなものはお金
 とミカン。」


「俺はキャプテーンウソップ様
 だ!俺の船での役割は「嘘吐
 きだ」…そう!偉大なる海を
 またに駆ける嘘吐きとは俺の
 こと…ってオイィィイイ!!!」


『フフフッ…』








 自己紹介に横槍を入れた
 ルフィに激しい突込みをする
 ウソップを見ているとゾロが
 近づいてきた。








「ウソップの名前は嘘吐きの
 <ウソ>からきてるんだぜ?」


『そうなの?凄い親なのね…』


「オイィィイイイそこ!!何デ
 タラメ吹き込んでんだよ!!
 お前も少しは疑えよ!!そし
 て突っ込むところが違ェだろ
 !!!どこに自分の子供にそ
 んな由来の名前つける親がい
 んだよ!!!」








 ノンブレスで言い切り、息切
 れするウソップに私は拍手を
 送った。











『ウソップの役割はツッコミな
 のね。』


「ちげェエエエエエ!!!」








          つづく



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