漫遊の書

21件

【after story (あふたーすとーりー)】
読んで字のごとく。物語の後日談である。
様々な種類があり、ハッピーエンドのためにある。
昔は多用していたが、最近ではあまり使っていない。

【火雁明日代 (かかりあすよ)】
国から派遣された羽衣壮介の監視団体の隊長。厳格な性格だが方向音痴につきドジッ子。羽衣壮介に見初められ、彼に従うため、味方を皆殺しにした。

百九十以上の背と無い胸がコンプレックスであり、「背が高い」なら怒らないが「(身長が)大きい」と言うと怒る。

身長は高く、スレンダー。切れ長な目をしており、線が細い印象を受ける。スーツ姿である。

体術を得意とし、主に足技を主軸に添えている。
また、戦争経験もあり、「アンダーキャット」と呼ばれていた頃は今の明日代を遥かに凌駕するらしい。

【キシリア・E・クラシック (きしりあえふぃりえるとくらしっく)】
ヨーロッパの森の中、そこに建つ巨城に住む。
ゴスロリ調のドレスを好んで着ており、堂々とした立ち振る舞いと言動は貴族のよう。

彼女は現実世界において三人しか残っていない『人形使い』の一人、『魔王』。
人形使いとは『人形師』のハイエンドであり、条件としては『一体の人形を三本以下の指で操るコト』である。
現存する人形使いには『魔王』、『アイアンメイデン』、『ドールマスター』が残っている。内、アイアンメイデンのみは全部の指で一体を操っている。

『魔王』としてのキシリアの圧倒的な凄味はその操れる人形の量だろう。
たった一本で三十体、計三百体を操るその様は、見る者に『魔軍』と恐れられている。
なお一本ごとに操る人形には軍隊名がついており、左手小指から、順番に。

第一軍――亜鎌。
第二軍――愛人。
第三軍――寒斬。
第四軍――滝突。
第五軍――波締。
第六軍――天命。
第七軍――回元。
第八軍――乱麻。
第九軍――不忘。
第十軍――聖人。

と、なっている。さらに彼女は人形の目を通して遠くから視るコトができる。

その独特とも言える態度、猫のような性格、思慮深い考えは誰にも捕らえきれない。
また、達観した位置にいるため対応しづらい相手でもある。

初出は「異血鬼と吸血姉妹の真っ赤な絵本」。

【興醒今宵 (きょうざめこよい)】
ひぐらし長編「青い目で見るひぐらしな君」の主人公。
その容姿は左目が青、右腕は赤色でその姿は異様で不気味と言うしかない。

過去にその異様さからいじめを受けた経験がある。
本人はただ一人の残った肉親である母を頼りに生きていた。
しかし、そこで起きた通り魔事件により母を亡くしてしまう。
それ以降は事件を通じて知り合った刑事、御影石押花の家に住み、学校に通っている。

作中では絶望していた頃に比べ、だいぶ柔らかくなっている。
竜宮レナや押花のおかげだろう。

家族は父と母、両方亡くしている。
父は勝機、母は酔子と言う。親戚はいないらしい。

【恋色魔法書 (こいいろまほうしょ)】
著者、霧雨魔理沙。定価、千二百円。たまに上がる。


その内容は甘ったるかったり少しほろ苦かったりする恋のお話を、どこまでも堅苦しく理論固めで語ったものである。
完璧な偏見の元、制作された影響か若干認識がずれるコトも。
さらにとある鴉天狗が手伝ったからか取材先のプライベートは丸裸である。
なお、印刷協力として、鴉天狗の恋人にあたる版画屋が当てはまる。

今は一冊のみだが気分がのってくれば「愛色魔法書」「恋愛魔法書」を制作するとのコト。

【幸せパートナー (しあわせぱーとなー)】
本名は「幸せパートナー〜Unhappy Partner〜」。
サークル「漫遊旅話世界」としては初めての作品である。
同人小説として地元長崎で売られたそれは丁稚な作りだった。


内容はどこにでもある学園恋愛――ではなく、SFな物語である。
ヒロインやキャラクターには作者の趣味が全開であり、ストーリーも同様である。

いずれは挿し絵も公開する予定である。

【東方幻想町物語 (とうほうげんそうちょうものがたり)】
ただ今このサイトにある東方長編。
四部作構成であり、今は第一部学園編である。
東方Projectの学園物小説で、妖怪が外に出るとき(ただし祭りなど賑やかなとき以外)は妖怪としての特徴を隠して出歩く。
山と海に挟まれた町で真ん中に商店街がある。さらに山の方に守矢神社が、商店街よりに博麗神社がある。


以降、裏話……






この物語は祭囃諒と十五夜の妄想話である。
きっかけは物理の授業中に祭囃諒が言った「藍様ってお母さんだよなー」から。
そこから話はヒートアップ。物理の授業が始まるたびに話し合いを進めていくのだった。
ちなみに、主人公である八雲秘行のモデルは十五夜である。
なお、当初鈴仙はヒロインではなく姉役だった(十五夜の妄想の結果である)。

【凪葉百花 (なぎはももか)】
羽衣壮介の狂気と言える実験の末にできた「完成体の半分」。国からの通称は「ノーエネミー」。

モルモットチルドレンであり、人間から生まれた子供五十人の最後の一人。記憶が度重なる実験の影響で思い出せなくなっている。
常にだぼだぼのズボンに袖が余ったシャツ(上下白)を着ていて、ぼろぼろとしている。
髪の毛は伸びているが痛んでおり、顔は汚れている。目は半開き。髪の色は黒だが、目の色は実験の影響で緑に変わっている。

戦闘能力は作中トップ。人間以上の人間ではない人間。驚異と言うよりは異常なまでの身体能力を所有する。戦闘なら無敗だろうが、策戦勝負となると負ける可能性がある。

性格はどこか安定していない。
ゆえに本人は無意識の内に誰かのそばにいる。これはおそらく失った記憶が起因している。

【羽衣壮介 (はごろもそうすけ)】
自分のコトを考え、周りに影響を与える変人。
狂気とも言える研究に手を染め、心を壊し、行き場を無くしたかのように研究に執着する。
今は山にあるヒトの目に絶対につかない研究所で、いまだに研究を続けている。
悪いようで悪くは無い人間である。意味深な《敵》。


ぼーぼーに伸ばした髪の毛。白衣。
じつは下駄愛用者。
コーヒーを淹れさせると一流のバリスタより美味くつくれる。

【蓮沼渓谷 (はすぬまけいこく)】
東方長編「蓮沼渓谷の幻想境界」の主人公。高校生。
家族に父親が一人、双子の妹に大学生の姉が一人いる。
父親は山脈、双子の姉は木葉、妹は枯葉、姉は清水と言う名だ。
父親は物静かで、木葉は暴れん坊気質、枯葉は不気味な策士、清水は絶対自分主義である。

成績は普通なのだが、作中では力を持って攻めてくる妖怪たちに対し、人類の武器たる知恵と、その場に応じた判断力を持って立ち向かう。
その様子を見る限りは頭が働くとか機転が利く、のではなくいつのまにか何とかなってる、と言ったほうが正しいのかもしれない。
また、彼自身はそういった一面を少なからずや理解しており、その一面の所為である事故を引き起こしてしまっている。

一人称は「僕」。年上にはさん付けで、慕ってくれる相手は同い年、年下には呼び捨てで応対する。
基本的に優しいのだが基本的には手を出さない。
ところが結局のところ誰よりも他人に甘い所為で、自分すらも犠牲にしてしまう傾向がある。

好きな食べ物は冷奴、嫌いな食べ物は昔、姉に食わされたシューレストロミング。
特技は工作、日曜大工。苦手なものはしつこいコト。

幻想郷においての彼の今の目的は「なぜここに送られたのか」の追求である。

ちなみに。
力で攻めてくる、超・ごり押しタイプが苦手であり、それは毎日のように暴力を振るう姉の影響である。

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