初の雫
□初代が現世に来ちゃったら
〜プリーモがツナの部屋に現れました!〜
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俺の右手に光る大空のリング
それがいきなり輝き出して、思わず目をつぶった後、目を開くと
――そこには俺そっくりな初代ボンゴレ…
…ジョットさんがいました…。
「久しいな、デーチモ」
初代が現世に来ちゃったら
第@話
俺と何処か似た感じの(正確には俺が似ただが)髪質の髪がフワリと揺れ、笑顔をこちらに向けた青年(…少、年?)は
呆然としている俺を気にせず、淡々と言を述べ始めた。
「まさかあの指輪がこういう事ができるとは…今度は他のも此処に連れていこう!良いか?デーチモ??」
“他のも”ってXANXUS似の人とかのことなのか…って!
「え…ちょっといきなりは…
…っというか初代!何で現世に!?」
今大事なのは指輪の中に刻まれた記憶のカケラであるはずの彼がなぜ此処にいるのかと言うことで、
「うーん……指輪が俺の炎と共鳴してしまったのかもしれないな?……それとデーチモ、“初代”と呼ばれるのは硬くて嫌だからジョットと呼んでくれ」
重要な話題が前半部に軽く流されて方向を変えられてしまった…正直リボーンより話しにくい…
これが天然ってやつなのか!?
「そんな曖昧な……呼び方、ジョット、さん…で良いですか?」
初代ボンゴレな彼を呼び捨てなどとんでもないな…さん呼びで我慢して下さい!
「じゃあ、しばらく世話になるな!デーチモよ」
えぇっ!!居着くの決定!?!
(居候だらけだ…俺の家…)
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