裏H×H

□初めての―後編
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「オレを抱いてよ」













お前が言った言葉はオレの不安や理性を簡単にぶっ壊した。






















「あっ…ん!」

じゅるじゅると音をたてながらゴンのをくわえてるオレ。


そういえば三日前…だっけ
最後にやったの



そう思いながらゴンのをキツく吸い始めた。

「あ!やだっ!それ…んっ!だめっ、だめっ!」

ゴンがオレの頭を両手で遠ざけようとするが力の入っていない両手では無意味に終わる他無かった。

オレは吸い続けながら、顔を上下に激しく動かした。

「んっ…あっ!あぁ!キル…あっあぁぁあっ!!」

ゴンの精液がオレの口の中に放たれた。


「ハァハァ…あっゴメ…」



―ゴックン


「え?」
「ん?なに?」
「今の、飲んだ?」
「?うん。飲んだ」

するとゴンはいきなり泣きそうな顔になった。

「ゴン!?」
「なっ…なんで飲むんだよ!?バカでしょキルア!バカだよ!」
「いきなりなんだよ!バカバカ言いやがって!」

せっかくいい雰囲気だったのにっ!

「キルアがバカだからバカって言ってんの!!飲むなんて…!ま、まさか今までのやつ全部飲んでたの!?」
「はぁ?当たり前だろ」
「〜っ!///」
「今まで気付かなかったのかよ?」
「だって…イった後は頭がボーっとするし、キルアすぐトイレ行っちゃうんだもん」

あー
確かに

「飲まれるの、嫌?」
「え…」
「ゴンが嫌ならやめる」
「別に嫌ってか、なんか恥ずかしい…」
「はは!何言ってんだよゴン」
「ん?」



「これからもっと恥ずかしいことするんだぜ?」



「あっ!」

下向き加減だったゴンのをオレは握り動かし始めた。そうするとだんだんと活力が漲ったかのように上を向いた。
それを皮切りにオレはゴンの後ろに手を伸ばした。

「あっ!ん、キルア?」
「ちょっと待って」

場所を確認して指を一本入れた。

「ひっ!あっキルア!?」
「大丈夫だから。オレに任せて?」

ゴンが怖がらないようにニコッと笑ってやる。ついでに手も止めないで動かし続ける。

「あっ!っ…ぅん」
「ありがと」

チュッと音をたててオレはゴンの額に口づけた。
入れた指をゆっくり動かして、まずは慣れさせる。

「あっ!はぁ、あ!」


一本は問題なし…か


「ゴン痛かったら痛いって言えよ?」

オレはさらにもう一本の指を入れた。

「ん!くっ!」
「痛いか?」
「大…丈夫っ」
ゴンが落ち着いたのを見計らい指を動かし始めた。
ゆっくりと指を抜いて指す。これを何回も続けた。

「ん…あっ!」


さっきよりだいぶ良くなってきたかな


「なぁゴン」
「な…に?」
「気持ちいい?」

オレの突拍子もない質問にゴンの顔が真っ赤になった。

「なん、でっ!そういうことっ聞くかなぁ!!///」
「大切なことだろ。で、どうなんだよ?」
「ぅ〜…気持ちいいっていうか、なんかっ!後ろがゾクゾクする///」

ってことは大丈夫そうだな

「そっか。じゃちょっとレベル上げんな」
「レベル?」

オレはゴンの中に入れている二本の指を曲げた。


「あっ!やっ!なに!?///」

さっきまでの動きとは違うためか、ゴンが戸惑っているのがわかった。でもオレは止めるどころか、激しくゴンの中の壁に向かって指を折り曲げる。

「んあっ!?んっ!」

今度は指を中の壁にすり付ける様に動す。

「あぁ!キルっ!ちょっ!待って!」
「!ゴメン!痛いか?」

オレはゴンの声に指の動きを止めた。

「はぁ…ぁっ、んっ…」
「大丈夫か?」
「ぅん…平気…」


やっぱゴンには早かったかな…


「あの…キルア」
「ん?」
「別に痛かった訳じゃない、からね」
「?」
「だからその…いきなり激しくなったからビックリしただけ…」


えーっと
それってつまり…


「スゲー感じちゃったってこと?」

ゴンは何も言わず、ただ今なお赤い顔で頷いた。
その仕草がなんとも可愛くて、ゴンの顔を上げさせて啄むようなキスをした。キスはだんだんと深くなっていく。

「んっ…っはぁ」

ゴンがキスに集中してる。それを横目にオレは再び指を動かし始めた。

「!んっ!んんっ!///ぁっ…///」

ゴンの身体が軽く痙攣しているのがわかる。

「キっ…!ぁっ!」

さすがに苦しいのかゴンがオレの服を掴みながら何回もタップした。しょうがないから離れると互いから出た唾液がまるで水飴の様に長い橋を作る。

「っはぁ!はぁはぁ…」



…なんつーか
コイツの今の顔
スゲーエロいかも///


オレはゴンから指を抜いた。

「あっ」
「ゴン」

オレは着ていた全ての衣類を脱ぎ捨てた。

「ゴン。ゆっくり挿れるから、ダメそうだったら我慢しないでちゃんと言えよ?」
「ぅん…」

オレはそっとゴンの両膝を開いて、間に自分の身体を滑り込ませた。そして限りなく距離がゼロになるように身体を重ねた。
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