小説

□神村野球道
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第一話
俺の名前は神村 亮。小学5年生から野球やってるけど万年補欠のクソだった。そんな俺が今甲子園のバックスクリーンの前に立ってるなんて…


「神村!なにやってる!!早くボール持ってこい!!」

明境高校の鬼怒川 勝監督の罵声が俺に容赦なく浴びせられた。

「ボール拾いは忙しくてむかつく仕事だ」

三年生が引退し俺達の代になったのにいまだ練習にまともに参加させてもらえない。

ここ明境高校は毎年準優勝の強豪校だ。しかしここ滋賀大会でダントツトップの高校、エリアル学院に毎年優勝を阻まれていた…
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