D.Gray-man短編夢小説

□料理
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「ねえ、デビット」

「んだよ」

「一緒に料理作って下さい!」



料理



一緒に料理を作ると彼との距離がグゥーンと縮まるよ☆

どっかの雑誌に書いてあった文。
私はすぐにピンときて、この計画をたてた。


デビットと一緒にカルボナーラを作る!
カルボナーラは2人の息が合わなきゃ難しい料理!
(だと思う)



テーブルには
生クリームやらベーコンやら、
カルボナーラを作るのに必要なものが沢山そろっている。




「ベーコンケーキでも作んのかよ」

「え"。」




何て言った?この人…




「はい?」

「お前耳わりーな」




耳元で
ベーコンケーキ作んのかよ!!」と大声で言われた。



聞こえてましたとも。
そんなに耳悪く無いですもん。
てか、今ので悪くなった気がしますよ。




「デビット…」

「は?」

「確かに私は料理出来ない。」




けどね




「生クリームがあったらケーキだって思うかもしれないけどね」




だって…




「麺があったら、その…ケーキだと思わないよね?」

「モンブランか?」




…あー。駄目だ。
デビットって、モンブランの上の栗のクリームの部分麺から出来てると思ってる。




「あれって麺の味する?」

「俺はショートケーキしか食わねえ。」




そうですか。




「デビットって料理する?」

「はっ。するわけねーだろ」




はんっと鼻で笑われた。
こっちが笑いたいんですけど。




料理を作る以前の問題でした。



END
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