*MAIN*

□FIRST☆NIGHT
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次の瞬間、唇を塞がれた。
舌を絡め取られ、吸われる深いキス。
脳に甘い痺れが走った。

…気持ちいい。
ぼーっとする頭でそんなことを思いながら、不二の身体にしがみつく。
息苦しさを感じるまで深いキスは続いて、唇が離れた頃にはリョーマはすっかり欲情していた。

「リョーマ可愛い。もう勃ってる」
ズボンの布を押し上げて主張する部分を眺めながら嬉しそうに言われてカッと顔が熱くなる。
恥ずかしくて不二を睨むと、また唇を塞がれた。
甘いキスをしながら片手でパジャマのボタンを外され、指先で乳首を転がすように弄られる。

びっくりするような快感が走って、リョーマは慌てた。
…ヤバい、イっちゃいそう…。
バタバタと暴れて、濃密なキスと悪戯な指から逃れようとする。
「どうしたの?」
「なんでもない…!」
恥ずかしさの余り乱暴に言い捨てて、不二の胸に顔を埋める。
「イきたかったらイっていいよ?」
優しい口調で言われ、リョーマは真っ赤になった。




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