*MAIN*
□飛んで火に入る…
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「ふふ、越前のエッチ」
すっかり情欲の火のついた身体をぷるぷると震わせるリョーマを、不二は意地悪く見下ろす。
そして、わざとゆっくりと胸元に手を伸ばした。
疼いて仕方ない身体にやっと触れてもらえると安堵したリョーマだが、不二の手は胸元をおざなりに撫で回すだけで触れて欲しい部分は少しも刺激してくれない。
リョーマはあまりのもどかしさに堪えられず涙ぐんだ。
「ぅあぁっ…ふじせんぱいぃっ!おねがいだから…触って…!」
「どこに?」
プライドを捨てて懇願したのに涼しい顔で問い返される。
恥ずかしい。
けど、もうこれ以上は耐えられない。
リョーマは真っ赤な顔でぼろぼろ涙を流しながら必死に快感を求めた。
「ふじせんぱいっ!…俺の…ちくび…弄って、気持ちよくしてよぉ…!」
「ふふ、越前のエッチ」
「…うぅ……ふじせんぱい、おねがい…」
いつもクールなリョーマが涙を浮かべている様はひどく幼く見え、まるで小さな子どもに悪戯をしてるような気になって、余計にそそられる。
不二は自身が硬く張り詰めてズボンを押し上げているのを感じていた。
「仕方ないなぁ…エッチな越前のお願い、聞いてあげるよ」
そう言って、わざと勿体をつけてゆっくりと乳首に指先を近付ける。
両方の乳首を指先で軽くつつき、擦り付けるように転がすとリョーマの身体が弓のようにきゅうっとしなった。
「ぁ、ああぁっっん!!」
媚薬をたっぷりと塗り付けられた乳首は軽くつつかれるだけで腰が抜けるほど気持ちよくて、いきなりイってしまいそうになる。
散々焦らされて涙を流すリョーマ自身がビクンビクンと震え、リョーマが辛そうに腰を揺らした。
「ぁあっん…!ふじせんぱいっ!!…したもさわって…!」
「欲張りだね」
不二は意地悪く笑い、おあずけを食らわせていたリョーマ自身の先端を軽くつまんで溢れ出てくる蜜を茎に塗り付けるようにして扱きたてた。
「あああぁっっっ!!」
同時に乳首もクリクリと転がされ、強すぎる快感にリョーマはただただ喘ぎ悶える。
「はぁっ!!あ、ぁっっ、あんぁっ…!!」
「可愛いよ…。…君が可愛い顔を見せるのは僕の前だけでいい」
気持ちよすぎて何もわからないだろうリョーマに向かって呟くと、不二はリョーマ自身から手を放して後孔を指で慣らし始めた。
「んんぅ…」
イきたかったのに自身への刺激を止められてしまいリョーマは苦しげに身悶える。
しかし内部を蹂躙する不二の指が前立腺に触れると強い快感に悲鳴をあげた。
「ぁ、あァっっ!!」
「ココ、イイの?」
「ふぁぁっっ…!く、ぁぁっ!!」
面白がってそこばかりをクリクリと抉られ、リョーマの身体がビクビクと跳ねる。
「も…やぁ…!ぁ、あぁっん…!やぁ…っ!!」
前立腺をピンポイントで攻められ続け、快感が強すぎてついていけない。
生理的な涙がぼろぼろ流れて頭が真っ白になる。
早くイきたくて堪らない。
ガチガチに勃起しだらだらと先走りを流す自身にも刺激が欲しくて仕方ない。
「ふじ、せんぱい…っ!おねがい…まえもさわってっ…!!もぅイきたいぃ…っ!」
泣きながら懇願するリョーマに、不二は柔らかな笑顔を見せた。
「前ってどこ?」
「…………っっっ」
…そんなこと、恥ずかしすぎて言えない。
黙ってしまったリョーマを、不二は更に追い詰める。
「言わないと…いつまでもこのままだよ?」
そして、前立腺を押し潰すようにきつくグリグリ刺激する。
「うああっっ!!!やぁぁ…イきたぃぃッ!!」
身体がバラバラになってしまいそうなほど強烈な射精感に襲われる。
それなのに、自身を刺激してもらえないから、あと少しのところで達することができない。
あまりの苦しさに涙を流すリョーマを見つめて、不二はにこっと笑う。
「苦しそうだね。このままもっと虐められたい?」
そう言って小刻みに前立腺をつつきながら、強張っている内腿をすぅっと撫でる。
「ひああぁっ!!…もぅゃだぁ…!ぁ、アァっっ!!」
…もう、堪えられない。
リョーマの中で何かが壊れた。
「もぉやだぁ…!おれの…ぉちん…ちん……こすって…!イかせてぇ…っ!!」
顔を真っ赤にして羞恥と焦れったさに震えながらねだるリョーマに、不二は満足そうに微笑う。
「イイ子だ。よく言えました」
そして、焦らされきってトロトロのリョーマ自身をきゅっと握り、上下に扱きたてる。
同時に前立腺も突いてやるとリョーマの身体がビクンと跳ね上がった。
「ひぅっ…ぁ、あぁあァっっ!!もぉいくっ、いく、イクぅっっ!!!!」
待ちに待った刺激をようやくもらえ、リョーマは一際高い声で鳴きながら身体を思いきり反らせビュクビュクと勢いよく精を吹き出させた。
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