*F×other*
□優しいひと
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きれいに晴れた日曜日。
俺は周助先輩と映画に行った。
一緒に観たのは俺が楽しみにしてた新作映画。
学生らしい、爽やかなデートだったと思う。
…なのに。
「長太郎?声、周りに聞こえちゃうよ?」
「…んぅ…っ!しゅ、すけ先輩…もう許して…!」
漏れそうになる変な声を必死に堪えながら、小声で懇願する。
…周助先輩も、観たい映画があるって言うから。
俺はもちろん喜んでついて行った。
だけど、その映画は本当は俺も周助先輩も視聴禁止のはずの大人な映画で。
めちゃくちゃ焦る俺に周助先輩が悪戯を始め…こんなことになってしまった。
「許してっていうのは、イかせてって意味?」
周助先輩は低く笑いながら、服の中に潜り込ませた手で俺自身を弄っている。
「違いますっ…!」
「へぇ…長太郎のココ、もうぐちゃぐちゃに濡れてるけど…」
「あっ…!くぅ…」
ぬるぬると先端に蜜を塗り付けられ、そっと爪を立ててカリカリと刺激され、俺は本気で焦った。
「ひっ…それだめっ!くうぅっ!」
俺は周助先輩の手首を掴んで必死に止めさせようとした。
…こんなところでイくなんて絶対嫌だ…!
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