短編

□clapログ 1
2ページ/6ページ





「明日から夏休みだね…」
「ああ…」
「何処か行きたいね」
「そうだな」
「ねぇ、何処か行きたい場所ある?」
「あぁ」
「どこ?」
「……別に何処でもいいだろう……」
「教えてよ〜てか本読むのやめよう?」
「俺の勝手だろ?」
「むぅ…隠すの意味わかんない」
「まぁ、とりあえず聞かないでくれ」
「えぇ〜〜……」


***



『いいか。今日のことは誰にも言うなよ。特に会長やリヴァルだ。そして忘れろ!いいな?!』
『はいはいわかったから;』



(って言ったって気にならないわけないじゃない!(小声)

そう言ってお約束のように後をつけるスザク。

(いったい僕を置いて何処へ行くつもりなんだろう??)


***


ここからは早送りでお送りいたします♪





タクシーに乗りました。




(僕もっ)





空港に来ました。




(……まっまさか…)





さらにタクシー。





(ここら辺…見覚えあるような…)





着きました。










***







目を開けるとそこはブリタニア宮殿の前でした…






(やっぱり…!…こういう時は勘は鈍くなって欲しい…)










「でぇ〜んかぁ〜〜」






遠くでロイドがルルーシュに手を振って近寄ってくる。

(なんでロイドさん?!)
「あぁロイド。遅れてすまない」
「いえいえwお気になさらず♪」
「では行こうか」
「はぁいw」














(なんだったんだろう…今の構図は何か異様なものが…嗚呼ここで声が掛けられないのが歯がゆいっ

とりあえず、潜入あるのみ!)




***


その頃のルルーシュとロイド。



「兄上は元気にしているか?」
「はぁいwそれはもう!早く貴方に逢いたくて昨日からろくに寝つけてないみたいですよw」
「まるで遠足前の子供だな」
「それだけ楽しみだったんじゃないんですか?」
「…それはそうだが…///」
「そんなに照れなくても♪」
「照れてない!」
「ははっ♪」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ