第0章

□Prologue
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Epsode0. Prologue




視界すべてが白く・・・

否、闇に包まれているのかもしれない。


浮遊しているのか、

地に足が着いているのかもわからない。




そんな場所に、少女はひとり。

いつもひとりで祈っていた。




世界の均衡を、平和を。




手を組み、頭を垂れて

少女はひとりで祈っていた。



いつからここで祈っているのか。

どれだけの時が流れたのか。

少女にはわからなかった。


知らなくても良いと思っていた。



ただ、世界が平和であることが、


彼女の全てだった――


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