銀魂
□it's almost love?
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ちょうどそこに通りかかったのは
あたしの嫌いなサド野郎。
「何してんでィ」
やっと答えが見つかりそうなのに…
早くどっか行けヨ
「・・考え事。」
「考え事??オメーが?」
「しちゃ悪いかヨ」
「ガキが早まったコト止めるのも警察の仕事でさァ。俺で良かったら相談にのってやるぜィ」
「絶対お前なんかに話すもんか」
いつの間にか、空は茜色に変わっていた
早く帰らなきゃ、そう思って立ち上がった
肩の隙間に、秋の風が吹き込む
…なんだか、切なくて…
後ろから、声がした
私は、振り返らなかった
「好きなんだろィ
旦那には敵わねーや」
家族以上、恋人未満
とても儚い境界線