銀魂
□今日の天気は雨のち晴れ
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「ゲホッ、ゴホッ」
昨日雨が降っていたにもかかわらず、外で雨に打たれながら剣の練習をしていた私は次の日
…つまり今日、風邪を引いてしまったようだった。
「うー…。」
「バカって風邪ひかないんじゃないですかィ?」
「!?」
私が苦しさのあまり唸っていると突然、私の部屋の扉が開けられ総悟が入ってきた。
「ゴホッ!バカじゃ…ないもん!!」
「具合は?」
私の言葉も軽くスルーされ、総悟は私の額に手をのせた。
「ん」
「熱…けっこうありまさァ。大丈夫ですかィ?」
「ゲホッ!大丈夫…じゃないかも。」
「昨日、あんな天気なのに外にいるから…ったく、バカとしかいいようがないでィ。」
「そんな言わなくっても…。」
総悟の言葉にしゅんとなっていると総悟は優しく私の頭を撫で、私が寝ている布団の中へ入ってきた。
「ちょっ!!総悟!!」
「大丈夫、今日は何もしませんぜ。」
総悟は慌てる私を抱きしめ耳元でそう呟く。
「風邪、うつっても知らないよ?」
「そんときは##NAME1##になおしてもらいまさァ。」
「なっ!!」
「こうしてるのも、たまにはいいだろィ?」
「うん、そだね。」
END