銀魂
□WANT YOUR SMILE
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「そこを動くな!」
突然、背後で男の鈍い声がした。
銃口を客に見せつけ、店内へズカズカと入り込んだ。
客のざわめき、悲鳴―
それが銀時の耳にもすぐ響いた。
土方・沖田ら真選組も、見張り(山崎)の連絡で、すぐに駆けつけた。
「山崎ィィ!俺達ゃ今3階にいる!
犯人は何階だァ!?」
「1階です!一階の、呉服店に・・・っ!!?」
「?どうした、山崎!?」
「・・旦那が」
「あぁ!?」
「万事屋の・・・」
震える山崎の声で、何かを感じとったのだろう。
土方は急いで現場に向かった。
だが、時はもうすでに遅く
取り返しのつかぬことも知らずに