銀魂
□君がくれたもの
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―その時。
「お客様〜ご注文はお決まりで?」
桂さんが…私を…助けてくれた。
料理に下剤を混ぜて。あいつらの苦しむ顔を見たら、
少しだけラクになった “ざまぁみろ”って。
「…好きか?」
「//えッ?」
唐突な質問に、耳を疑った
美しい長髪、汚きものを許さぬ、まっすぐな瞳―
今、その瞳は私だけを映してる
この人が、どんな人なのかは分からない、だけど…
「ちょッ…幾松殿??顔が りんご になっているぞ?」
ツンツン 桂さんの指が、あたしの頬に触れる音
貴方との距離は、1ミリもない
勿論、あたしの脈拍はmaxに//
後のことは、よく覚えてない
目が覚めたのは、真夜中の12時―
枕の下には、氷枕・・・きっと、あの人が…