ギャグマンガ日和

□スイート・ドーナッツ
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たまにはこんな日もいいかな
君の為に作るドーナッツ


作るのは少し大変だけど
君の為なら何だって出来るから
止まらないrethym


流れる時間 完成まであと少し
ほんのり漂う甘い香り
そろそろ完成かな?


上手く出来るかな
少し心配
何度もレンジの周りをぐるぐる


良かった 美味しそうな形のドーナッツ
ちょっと焦げてるけど
あの人ならきっと気にしないから


愛がこもってる甘い味
このドーナッツで君を一人占め
僕以外の人間になんて渡さないんだから


なんて男らしくもない考え方だけど
ヤキモチなんて言われそうだけど


出来あがったらデコるのも醍醐味
何で飾ろう
クリームを塗ってチョコのふりかけぱらぱら
少しつまみ食い
ちょっとなら大丈夫だよね?


あぁあとちょっとで君が来る
恥ずかしいよ、なんて言うかな
不味いなんて言われないかな
あぁこんなコトならドーナッツが好きか聞いとけば良かった!


「いーもっ!来たでおまっ!」

「//!」


「妹子がドーナッツ作るなんて
聞いた瞬間少しちびったぞ私は」


「ブッ殺しますよ太子。
僕だってドーナッツぐらい作れます」


「あ〜良い匂い!もう出来たのか?」


「えぇ、たった今。あの、太子はドーナッツ好きですか?」


「?私は妹子が作るものなら何でも好きだぞ」


「/////ななな・・・ッ」


「じゃっ、さっそくいただきまーす!」


ぱくっ


固唾を飲んでそれを見守る僕



「・・美味しい!」


「本当ですか?!」


「あぁ、すごく美味しい!
カレーに勝る絶品だな!!」


「そ、そうですか(やったぁあああ!)」


「っていうか、芋の作った料理もっと食べたいな〜・・・」


「えっ」


「また来るでおまっ!じゃあまた」


「あぁ、待って下さい太子!」


「?何だ?」


「これも、良かったらどうぞ・・・」


そう言って僕が出したのはチョコ味のドーナッツ。


「いいのか?コレすごく美味しそうだぞ?」


「はい・・だから、その・・太子に・・・」


「?なんか知らんけどありがとう」


そう言って彼は帰って行った

そう、彼はまだ知らない


ドーナッツの裏側には「Tlove you」なんてオキマリの台詞が刻まれているコトを・・・


(オキマリで悪かったですね!
これしか思いつく言葉が無かったんですよ!//)
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