銀魂
□序―命の宣告―
1ページ/4ページ
それは、突然の宣告だった。
「かなりガンが進行しています。肺への転移も見られ。治療は困難です。――言いづらいですが。
お嬢さんの命は、持って一ヶ月程度でしょうね。」
まさか、神楽が…
あんなに元気そうだったじゃねェか…なのに、“余命一ヶ月”??
そんなワケ無ぇよ…なぁ、目を覚ませよ神楽ぁ。そうやって、俺をからかってんだろ??お前の悪い癖だ。
「銀さん・・・」
横には、俺と同じ言葉を耳にした新八が、肩を震わせ、呆然とつっ立っていた。
「…どうしてっ!!どうして神楽ちゃんが…ッ」