ぷれぜんと

□僕の言霊
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安らかな寝顔


開ききった眼球を閉じ


白く蒼いその頬に手を当てて抱きしめ


君を今 感じている





薔薇色の頬も 翡翠色の瞳も


もう持ち合わせていない君


それでも僕は


哀しいホモサピエンス





手を振る君を手放したくなくて


身体だけ必死にしがみついて


ごめん


まだ僕は君を逝かせたくない





銀河の漣に飲まれようと


蟲たちの囁きが聴こえようと


僕は只抗う事で



君という君を生かしておきたいのだ

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