・ 冤罪 (BLゲーム)

□冤罪 〜X〜
1ページ/5ページ

━━━━━━━━刑務所から出所した僕はルスカと一緒に馬車に乗り、ルスカの
自宅に向かった。




神様がガイズに気付かせてくれた大切なこと………………、
それはルスカへの恋心、そして同じ気持ちを向けてくれるルスカの愛情だった。





馬車に乗ってから暫くはまったく会話をせず、ただお互いを見つめ合っているだ
けだった。





そしてどちらかともなく吸い寄せられるように二人の唇が重なり、軽いキスを交
わした。






ガイズの首筋に茶色く変色したレイプの痕を見つけ、ルスカの端正な顔に哀しそ
うな表情が浮かんだ。




《ガイズ、すまなかった。俺が早くやる気を出していれば…、早くあそこから出
してあげてこんな酷い痕を付けられずに済んだかもしれないのにッ………》




「もういいんだよ、ルスカ。僕は担当弁護士がルスカで良かったって思ってる。
会えて良かったって…」




《ガイズ……、愛してる…》




「僕もだ、ルスカ」






ルスカの家に着くとルスカは真っ先にガイズをバスルームに連れていった。





《ムショじゃなかなかゆっくりできなかっただろ?サッパリしてこい。
着替えは…、まぁブカブカかもしれねぇがバスローブ用意しとく》





そういってどこかに行こうとするルスカの背中にガイズはそっと抱きついて言っ
た。





「一緒に…、入ってくれないの…?」




上目遣いで尋ねられ、ルスカは赤面した。




_____こいつ…、何てかわいい顔しやがるんだっ…




《いや…でも、慣れてないだろ?こういうの…》




「ルスカなら…大丈夫…」




ガイズにかわいくねだられたルスカは、自分も一緒に入るために衣服を全て脱い
だ。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ