important reason 〜セカイにキミがイルカギリ〜

□2:夢の記憶
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―――…
………





「…『ユ…ラ』……キミ……だ…けは……生…きて…?」




「…イヤだ!!お前……
…『アレ…・ックス』…ヒック…もう……しゃべるな……ヒック…今、止血してるから……ヒック…」



『ユラ』と呼ばれる女の子は泣きながら、治癒魔法をかけていた。




しかし、
傷が深すぎて
流れる血は止まることなかった。







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