important reason 〜セカイにキミがイルカギリ〜
□1prologue:始まり
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1:prologue〜始まり〜
1人の女の子が
オーブ国の城の中にある、小高い丘にある大きな樹に向かって走っていた。
この樹は、
国の象徴とも言われている…
その大樹の名は
ハウメア……
人々が生まれ落ちる
創世暦よりもさらに昔、
神々が生きた時代…
この地の護りの神…
ハウメア神が、この大地ができた頃に植えたと歴史書に記されている…
カガリ「……あれ?可笑しいな…精霊達がここに来てるって言ってたのに……、キラ〜?」
女の子の名前はカガリ。
この国…オーブの姫
さっきカガリが呼んでいただ人物"キラ"はカガリの兄であり双子の片割れ…
つまり、オーブの王子である。
カガリ「せっかく魔法成功したのにな…キラに見せようとしたのに」
カガリはハウメアの樹の根元に腰をかけ、目を閉じた。
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