種の調べ

□Shine brightly〜アナタダケヲミツメル〜
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「じゃあ、俺起こしに行って来ますね」



「お願いね、叔母さん二人の朝食用意しちゃうから、アスラン君は食べてきたの?」




「食べてきました」



俺の両親は忙しく俺一人で食事を取るのが多く、それを見兼ねたカリダ叔母さんは、母さんが居ないときや忙しいときは俺の分の食事を作ってくれたりしている。


だから、カリダ叔母さんはもう一人の母みたいな人だ…


「じゃあ、今度アスラン君が好きなもの叔母さん作るわね」


そう言うとカリダはキッチンへ入って行った。



アスランは靴を脱ぎ、二階へ上がって行った。





「キラ!!起〜き〜ろ!
いつまで寝てるんだ
遅刻するぞ!!」



アスランは怒鳴りながらキラの掛け布団を取り上げた。



「ふぇ……?あ〜………ア…ス…ラン……おはよ……う……」



「"おはよう"言いながら寝るなぁ!!起きて支度しろ!電車に間に合わなくなるぞ!」



遅刻、間に合わなくなる


これは嘘。



時間なんて全然余裕、こうしないとキラは急いではくれない……



のんびり屋が…!



「う゛〜…」




「時間になっても来なかったら置いて行くからな」



そう言ってアスランはキラの部屋をあとにした。





はぁ…
なんであんなに朝弱いんだか……



「……次は…カガリか」






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