種の調べ
□Shine brightly〜アナタダケヲミツメル〜
1ページ/21ページ
いつも変わらない朝……
俺の一日はいつもコレで始まるのだった。
「はぁ……今日もか……」
アスランは深く溜め息を吐いた。
俺はいつもの場所で待っていた……
いつもの場所と言っても自分の家の前なんだけど……
「しょうがないな……」
アスランは隣の家ヘ向かって歩き出した。
そして、
変わらない一日が始まったのでした。
ピンポーン…
アスランはドアの前に立ち呼び鈴を鳴らした。
「はぁ〜い…」
「おはようございます
おばさん」
「あらぁ、アスラン君おはようもうこんな時間なのね〜」
出て来たのは、キラとカガリのお母さんのカリダさんだった。
「あの、二人とも起きてますか?」
「いやだわ、まだあの子達、起きて来ないわね」
「あはは……やっぱり起きてないんですね…二人とも;;
起こして来ますね」
「ゴメンね、アスラン君…毎日」
……これが俺の、毎日の日課である。
.