−物語を垣間見る。
□アンタの声。
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あの日の出来事で覚えてるのはここまで。
アンタはいっつもアホ面で、アホみたいな声で話しおって。
ほんまムカツクわぁ。
だから、そんな苦しそうな、悲しそうな声、大音量で聞かすなや。
柄にも無く泣きそうになってまうやないか。
ウチは一日に一回はアンタのアホ面拝んで、ありったけの力でその面踏みつけて、アホみたいな声聞くのが幸せなんや。
なぁ、真子。
アンタはどうや?
→あとがき。
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